共働き夫婦が半数以上を占める時代になったものの、日本ではまだまだ主として稼ぐ人が夫、主として家事育児をするのが妻、という昭和の構図が根強く残っています。
SNSなんかでは「夫が家事しない!」といったような愚痴が溢れかえっていますが、時代は変わっているのに上記のような古い価値観を持ったまま夫婦の役割分担をしてしまっては、お互いに不満が生まれるのは当然です。
夫婦ともに外資系勤務の私たちも、結婚当初はお互いのスタイルの違いでよくストレスも感じていました。しかし今の分担方法・考え方に落ち着いてからは全くストレスが無く、喧嘩したこともありません。
そんなストレスなく実践できる家事の分担方法、考え方をここではご紹介します。
なお前提として、「育児」への考え方はまた異なると考えているので、ここで紹介するのは「育児を含まない家事」の分担方法となります。
分担のステップ
合理的な分担比率を話し合って決める
ますはお互いが納得できる、合理的な分担比率を決めます。
これは各自が家庭のために入れているお金の比率に応じて決めるのが納得感が大きいと考えています。
私たちは生活費も家のローンも全て50%ずつ負担しているため、家事の分担も50%ずつとしています。
例えばお金の負担を夫:妻=7:3としているのであれば、家事の負担は夫:妻=3:7とします。

これに加えて、例えば育休中でお金の負担割合が変わる場合はそれに応じて変更しましょう。
他にも、怪我や病気、妊娠などで身体を動かせない時期はお金の負担割合に関係なく分担を変えたり、と夫婦のその時の状況に応じて変更しましょう。
大切なのは、冒頭のような古い価値観を男女ともに捨てた上で、お互いが納得のいく合理的な比率を決めることです。
時短家電を揃える
共働き夫婦なのであれば、時短家電は確実に揃えましょう。
以下、上から順に優先的に揃えたい家電です。
①食洗機
②全自動洗濯乾燥機
③お掃除ロボット
④自動調理器
こういった家電は高い!と思う方もいるかもしれませんが、毎月の飲み代や洋服代などをちょっと我慢して貯金すればすぐに貯められるのではないでしょうか。
正直、これらの家電を揃えてしまえば、あとは所謂「名もなき家事」だけが残るレベルまで家事負担を減らせます。
浮いた時間を家族団欒や趣味、スキルアップ、睡眠などに回せて人生が豊かになるわけですから、時短家電には惜しまずに投資することをおすすめします。
具体的な分担を決める
家電で減らせる家事を減らした上で、後は最初に決めた割合通りに分担を決めるのみです。
分け方も様々あるので、夫婦にあった考え方で分担しましょう。
曜日・時間で分ける
夫婦どちらか一方の帰りが毎日遅い場合だったり、在宅ワーク・出社のバランスが夫婦で異なる場合は、曜日や時間帯で分担してみましょう。
例えば妻の方が残業が多く帰りが毎日遅いのであれば、夫が平日の家事を負担、妻は休日の家事を負担、といった具合です。
家事の内容で分ける
私たち自身はこの方法で分けています。在宅・出社のバランスがほぼ同じなのと、やはりそれぞれ好きな家事・得意な家事は異なるためです。
ざっくりですが下記のように分担しています。
夫
- 料理
- 家の中のゴミ回収→ゴミ捨て
- お風呂、トイレ掃除
妻
- 洗濯機回す→乾いた洗濯物の片付け
- ルンバができない部分の掃除
- 食べ終わった食器を食洗機に入れて回す→食器片付け
- 部屋の片付け
家事を分担する上で重要なポイント
古い価値観を捨てる
しつこいようですが、やはりこれが重要だと思っています。
妻がメインで家事をし夫はそれを「手伝う」、という古いスタンスでは当然上手く回りません。
また逆に、夫は稼いだ上で家事もやるのが今の時代当然だよね、といった押しつけもNGだと思っています。
あくまで夫婦がフラットな関係性で、お金の負担をもとに家事分担を決めることをこの記事では提案しています。
なお、夫婦ともに同等に稼いでお互いに家事もやっている我々夫婦は、家事より仕事の方が圧倒的に大変という共通認識を持っています。
これは決して「家事なんて楽でしょ」と馬鹿にしているのではありません。
この時代、家電に頼れば大半のことは自動化できるし、細かい家事もうまく工夫して仕組化すればいくらでも楽にできるからです。
後はそれでも残ってしまったやらないといけない家事を合理的に分担します。お互いが仕事にきちんと集中できる環境を作れば、ストレスを感じることなく日々生活できると思っています。
決めた分担方法に固執しすぎない
決めた分担割合や分け方に固執しすぎないことが大切です。
例えば私自身の例では、料理は夫がメインで担当していますが、夫が忙しいときは私が料理をします。逆も然りです。
他にも、夫が体調不良で寝込んでいる日は私が全ての家事をやりますし、私が妊娠中で体調が悪かった期間は「休むのが仕事」ということで、夫がほぼ全ての家事を負担していました。
このように、決めたルールに固執しすぎず、日々互いに思いやりを持って取り組むことが大切です。
「やり方が分からない」「できない」は論外
よく聞くのが、「僕は料理はできないから妻がやる」といった「できない」「分からない」を理由にした負担の偏りです。
料理にしても何にしても、Youtube等で検索すればいくらでも分かりやすく誰かが解説してくれる時代ですので、「できない」「分からない」は論外です。
「男にしかできない家事」「女にしかできない家事」は存在しませんし、業務ではなく家庭内でやるレベルの家事に特殊スキルは必要ありません。
もちろん得意・不得意は人によってあるので、それを分担の際に加味するのはOKです。
しかし、一方にしかできない家事が存在すると、どちらかが体調を壊した時や忙しい時に助け合うことができません。
体質・体力的に難しい家事などがある場合を除いては、お互いが全ての家事をできる前提で分担を決めるべきだと考えます。
まとめ
いかがでしたか?
ここでご紹介したのはあくまで私の例ですので、夫婦の考え方や取り巻く環境に応じてベストな方法は異なると思います。しかしいずれに場合も、お互いに納得のいくよう話し合いをした上で家事の分担を決めることが大切ではないでしょうか。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。



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